2016年10月05日

本「祈りの幕が下りる時」東野圭吾

ハワイの図書館で借りました。
加賀恭一郎シリーズです。
久しぶりの刑事加賀を堪能しました。
今回は、加賀のお母さんの話。いろんな謎が解けていきました。




ストーリーは、
仙台のスナック「セブン」のママ宮本康代は、知り合いから雇ってもらえないかと田島百合子を紹介された。
彼女を雇って16年後、彼女は自分のアパートで心不全で死亡していた。
彼女とつきあっていた男性、綿部俊一が、彼女の息子を調べて訃報を知らせる。息子は加賀恭一郎。
10年後、越川睦夫のアパートで押谷道子の死体が発見された。
そこから近くのホームレス小屋で焼かれた死体が発見された。
道子は、加賀も知っている女優であり脚本家の浅居博美と中学の同級生で、彼女に会いに行っていた。


ストーリーの説明が下手なもので・・・わからない!と言う方は祈りの幕が下りる時 をどうぞ。


ネタバレ
越川と綿部、横山は同一人物。
新小岩で焼死したのが小菅のアパートの住人越川。その正体はかつて加賀の母親と深い仲にあった綿部。
横山は、浅居博美の父親。
浅居の中学の教師であり卒業後つきあっていた苗村誠三を殺したのは浅居の父。
浅居の同級生で浅居の母を引き取りに来るように説得しに来た押谷道子を殺したのも浅居の父。
両方共、自分が自殺したはずなのに存在していることを知られてしまったために殺した。
浅居の父を殺したのは浅居。もう勘弁してくれと懇願する父の希望を聞いて絞殺し、身元がわからないように火をつけた。
浅居の母が悪い。お金を持って家を出て、残された物が苦労する。


最近思うんだけど、一生懸命コツコツと生きている人と、なんとなくいい加減に生きている人。
結構いい加減に生きている人の方がちゃんと生きていけているケースがあると思う。
真面目にコツコツ・・・なかなかみんなができることではないけれど、だからと言って幸せになれるとも限らない。
そこそこいい加減でも、ポイントだけしっかりしていれば、それが一番賢い生き方なのかなぁ〜とも思います。



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ラベル:東野圭吾
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2016年07月24日

本「ユリゴコロ」沼田まほかる

ハワイの図書館で借りました。
沼田まほかる氏の作品を手に取ったのは2作品目です。
前作のはそれほど面白くなかったけれど、もう一冊位読んでみようかなぁ〜と思い手にしましたが・・・。
やっぱりあんまり好きではないかも??
ホラー?
イヤミス? (イヤなミステリーをイヤミスと言うらしい)
最後の方で、わりとちゃんとしたストーリーなのか?と持ち直したけれど、ちょっと気味が悪い感じです。
それに、思わせぶりがすごい。
この後何かある??とか、この先どうなる??と思わせておいて、実は何もないとか・・・。




ストーリーは、
亮介が家族に彼女の千絵を会わせてからいろんなことが起こった。
いきなり千絵が失踪し、父が膵臓癌だと診断され、母が交通事故でなくなった。
途方に暮れていた亮介だが、父を見舞いに実家に帰った時、押入からあるノートをみつけてしまった。
気になり読み始めたら・・・
そこには、ある女性の連続殺人記録が記されていた。


私の説明ではよくわからない!と言う方はユリゴコロをどうぞ。


ネタバレ
亮介が4歳の時、退院して会った母親が自分の母親と違うという感覚は合っていた。
その母親は実は、実の母親の妹英実子だったのだ。
両親が、殺人鬼だった英実子の姉美紗子を殺し(あとで殺していないことがわかるが)、英実子が美紗子になりかわり、亮介の母親として生きて来た。
父の死が近づいて死んでいなかった美紗子が登場。その人は、亮介のお店で働いていた細谷さんだった。
父と旅行に行くと言って車で出て行った・・・。
この先が心配になったのは私だけではないと思います・・・。

殺人犯だと知っても自分の娘を殺そうとする母親、自分が殺人犯だからと自分の子供を殺そうと思う母親、娘の身が危険だとわかっていてもDV夫に娘の居場所を言ってしまう母親。
どもどーなんだろう?? こんな母親だったらイヤだな。


親子って本当に似ていると思う。
街を歩いていても「似てる〜!!」と思う親子をよくみかける。ちょっと不気味にも思ったこともあるくらい。笑。
自分でも、この歳になって親をみていて、自分はこの親から生まれてきた。この親の血を継いでいる。と思うことがよくある。
それは、自分の人生の節々に彼らの人生と重なるところがあるからだと思う。
もしも、自分の親がとんでもない罪を犯していたと知った時、どんな気持ちになるんだろう。
自分にもその血が流れている・・・と思わずにはいられないだろうなぁ。怖い。
そう。この小説は一言で言えば、すっごく怖かった!
描写が痛いところもたくさんあったし、心理的に怖かったところもたくさんあった。


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2016年07月06日

本「九月が永遠に続けば」沼田まほかる

ハワイの図書館で借りました。
初沼田まほかる氏作品です。
なんとなく読みにくい文章でした。なんでだろう?
会話の部分は入ってくるんだけど、説明の部分がなかなか入ってこない・・・。
第五回ホラーサスペンス大賞受賞作らしいです。
サスペンスか・・・ホラーか・・・どちらかといえばサスペンスですが、確かにホラー的な要素はありましたね。




ストーリーは、
8年前に離婚し、息子と一緒に普通の生活をしていた水沢佐知子。
実は、別れた夫の連れ子冬子の彼氏犀田とつきあっていた。佐知子も独身、冬子の彼氏も独身。
その事を息子の文彦に見られたような気がした。
ある日、息子の文彦がゴミを捨てにいったまま帰ってこない・・・。
次の日は、犀田が電車に轢かれて死亡と言う事件を新聞で知る。
その場には、冬子もいたらしい。
犀田の氏と冬子、文彦の失踪、どこかにつながりがあるのか??


こんなストーリー説明ではよくわからない!と言う方は、九月が永遠に続けばをどうぞ。


文彦が失踪してから何かと世話をやいてくれる文彦の同級生ナズナの父親がうっとうしい・・・。
こういう人いますよね。
やたらと明るく「大丈夫!大丈夫!」と根拠のない事を言う人・・・鬱陶しいです。
設定は関西人なんだけど、確かに関西人にありがちな感じなのかも??と言う私も関西出身ですが・・・。
でも、こういう時にこの感じはやっぱり神経にさわるわぁ〜!

元夫雄一郎もなんかなぁ〜。
佐知子は夫を美化しすぎていたみたいね・・・。笑!
それに比べて文彦がなかなか男前な感じなのが良かったわ。

ネタバレ
冬子は文彦と血が繋がっていると思っていた。
文彦は冬子と血が繋がっていないと知っていた。
それでも禁断の愛に悩んでいるのかと思わせておいて、実は冬子の母、亜沙美との事だった。
失踪後、亜沙美の所にいたとは。
目次を辿ると文彦は死んでしまうのか・・・?と思わせておいて、実は冬子が自殺してしまうとは。
なんとも思わせぶりが多い内容でした。
冬子に睡眠薬を送ったのは、関崎路子。文彦と冬子に嫉妬して冬子に死んでしまえ〜!と送ったらしい。


とっても良い息子文彦と思わせておいて、いきなりの失踪!
えっ??と言う意外性があり、どーして??なんで???と言う気持ちからどんどん引き込まれていくけれど、桐野夏生を思い出させるような性的描写で気持ち悪さがありますのでご注意を。



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2016年05月30日

本「少女」湊かなえ

ハワイの図書館で借りました。
やっぱり湊かなえだぁ〜!!って感いっぱいです。笑。

最初読み始めてほぼ挫折しそうになりました。あまりにもネガティブすぎる・・・。
でも、頑張って読んでいたら、最後はちょっとパズル的な感じで面白かったです。




ストーリーは、
高校の同級生由紀と敦子。そこに転校生が来て、自殺を目撃した事があるという話を聞いた二人は、自分達も人が死ぬところを見たいと思い始める。
夏休み、敦子は老人ホームで、由紀は施設でボランティアをする。一番死に近い人達が集まっている場所だから。
そこで、敦子はおっさんと会い、由紀は死にそうな子供と会う。


こんなストーリー説明ではわからないですよね・・・笑・・・少女 をどうぞ。


すごい!!
ここまですべてをつなげてしまうのは!!
最後の最後で「えっ??」「その人まで関係があったの??」って感じは面白かったです。
湊氏は、いったいどんな頭の構造の人なんだろう?
とってもネガティブで若い子と同じ感覚も持っているけれど、それを批判するような感じもある。
いろんな考え方をいろんな方向から表現できる人なんだろうなぁ〜。

ネタバレ
敦子が老人ホームで会ったおっさん高尾は、由紀が施設で会った7%の成功率の手術を受ける昴の父親。
由紀の小説を盗作した学校の先生と付き合っていた高校生星羅(セーラ)は、転校してきた紫織の友人で自殺した友達。
おっさんを嘘痴漢で強請ろうとしたのがセーラ。
おっさんの居場所を教えてくれると言った住宅販売の変態男は紫織の父親でわいせつ行為で逮捕された。
それを苦に紫織も自殺。
恐ろしい位にすべてが繋がっている、まさに「因果応報、地獄に落ちろ!」だ。



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2016年04月30日

本「虚ろな十字架」東野圭吾

ハワイの図書館で借りました。

いくつかの伏線があり、それがなんとなく・・・だんだんと繋がっていく。
でも、その繋がり方にちょっとムリがあるようにも思いました。同じ出身地と言うだけでそんなにきれいにつながるのか・・・?




ストーリーは、
中学生の井口沙織は上級生の仁科史也に憧れていて、偶然にもレンタルビデオ屋で会話し付き合うことになる。
中西道正と小夜子の子供、愛美は8歳の時に殺された。強盗殺人だった。
犯人は死刑となった。
その後、2人はなんとなくうまくいかなくなり、離婚した。
別れた妻小夜子が殺されたと連絡を受けたのは、全然連絡を取っていなかった数年後の事。
通りがかりの強盗殺人だと言う・・・。
犯人は初老の男性。
犯人の家族から謝罪の手紙をもらい、それを見た道正は何か不思議に思う事があった。


長い・・・こんな説明ではストーリーがよくわからないと言う方は虚ろな十字架をどうぞ。


ネタバレ
井口沙織と仁科史也は21年前に子供を秘密で出産し殺害し青木ヶ原の樹海に埋めた。その事を沙織が小夜子に話したが為に小夜子が医者になった史也のところに自主をすすめに行った。それを聞いていた史也の義父が小夜子を口封じの為に殺した。
史也が自分の子供を殺していたと聞いた花恵は、自分を救ってくれた彼にもっと感謝の気持ちが出てきたと・・・。それはあまりにも身勝手なんじゃないか?最後に小夜子に抗議した彼女の気持ちはわかるが、この身勝手な考え方には共感できなかった。
また、小夜子は、自分の子供が殺された過去があるからだろうが、あまりにも型にはまった考え方?もっと柔軟に考えられなかったのかとも思い、小夜子にも共感できなかった。
井口沙織は、何かにつけて全て自分の犯した罪のせいと・・・こちらにも共感できなかった。
今回のこの作品の女性陣にはどの人にも共感できなかった。強いて言えば小夜子の母は普通だったかなぁ〜?

死刑は良いのか?悪いのか?
死刑は無力。確かに平井弁護士の話を聞いていると、愛美ちゃんを殺した犯人の蛭川が死刑を求刑されて、死刑に相当する罪の重さを反省するのではなく、死刑によって自分の運命(寿命?)を意識し始め、「もう面倒くさい」と死刑を覚悟する。これでは死刑の意味など全然ないのではないか。
罪の償い方には、警察に出頭するだけではなく、いろんな方法があるのかも?と思いました。
罪の償い方のわからない女と必死に償おうとしていた男がとっても対照的だった。
この小説は、たくさんの問題を問うていると思う。
死刑は無力なのか?
死刑にすれば犯人は反省するのか?
それより他の方法で本当に反省するならば、死刑などいらないのではないか?
生まれてすぐだと殺人。では、堕胎は殺人ではないのか?

なかなか重い内容だったけれど、それをさらっと読ませてくれるところはさすがの東野圭吾氏だと思いました。



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