2019年04月25日

本「海のある奈良に死す」有栖川有栖

ここのところ続けて有栖川有栖氏の本を読んでいます。

この本のタイトルの海のある奈良とは、福井県小浜市のことらしい。国宝級のお寺などが多いことからそう呼ばれるらしいが、この小説の中では違う説もでています。
なんとなくトリックがすっと馴染んで来ない感じでした。



作家の赤星が小浜の海岸でしたいとなって発見された。
その後、赤星の甥っ子近松が自殺。
近松の死因は、毒入りウイスキーを飲んで死亡したが、そのウイスキーは赤星からもらったもので、赤星も頂きものだった。
と言うことは、赤星の元に届いた時に毒が入っていて、もともとは赤星を殺害しようとしたものなのか?
赤星からもらったウイスキーをしばらく開けていなかった近松は、レンタルビデオ店からホラー映画を借りてきてそのあとにウイスキーを飲んだ。
そこに何かキーが隠されているのか?


ネタバレ(自分の記憶の記録のために)
犯人は霧野。なんと、霧野は奈美子の実の息子だったらしい。
霧野はレンタルビデオ屋のテープ(DVDではなくテープというところに時代性を感じてしまいます)をすり替えて、近松にこのホラー映画をみるように導き、サブリミナル現象を使って、ウイスキーを飲ますように仕向けて近松を殺害。動機は奈美子への思い。近松への嫉妬。
霧野は自殺してしまうけれど、殺害の動機はいまひとつはっきりとしてないというのも腑に落ちないですね。


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2019年03月28日

本「マジックミラー」有栖川有栖

有栖川有栖氏の火村助教授以外が主人公の作品です。
結構初期の作品みたいですね。




推理作家の空知の昔の恋人恵が自分の別荘で殺された。
夫の柚木新一と妹のゆかり、そして昔の恋人空知にゆかりが連絡し、3人が殺人現場に揃う。
犯人は捕まえられず、事件は迷宮入りか・・・。
と思われた時、同じ別荘で新一と思われる頭なし手なしの死体がみつかった。
この死体は新一なのか?それとも新一の双子の健一なのか?


ネタバレ
空知の昔の恋人恵を殺害したのは、新一と健一のふたごでした。
電車と飛行機を使ったトリックでアリバイ工作をしていた。
それを見抜いた空知が、新一と健一を殺害。


有栖川有栖氏の作品は、火村助教授とアリスの掛け合いが楽しいので、いつもそれを選んで読んでいたけれど、今回はまったく違うものでした。
電車の時刻表を使ったアリバイトリックはちょっと苦手・・・。


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2019年01月31日

本「夢幻花」東野圭吾

ハワイの図書館で借りました。




ストーリーは、
蒲生蒼太一家は両親と13歳年上の兄とで毎年朝顔市にやってくる。
父と兄の要介は熱心に朝顔を眺めているが、中学生の蒼太にはそれがとてもつまらなかった。
その朝顔市で同じ中学生の伊庭孝美と知り合い仲良くなったが、急に連絡が途絶えてしまった。

それから月日が経ち、蒼太は大学生になっていた。

秋山梨乃の祖父秋山周治は、植物の研究をしていて、自宅で何者かに殺されてしまった。
梨乃は、周治が大切に育てていた珍しい黄色い花の写真をブログにアップしてみた。
それを観て、要介が訪ねて来て、写真をブログから削除してほしいと。
いったいなぜ?
それを知りたくて梨乃は要介にもらった名刺に書かれた住所を尋ねると、そこは蒼太の自宅だった。
黄色い花を大切に育てていた祖父が殺され、その黄色い花をネット上から消してほしいと言う蒼太の兄、要介。
疑問を抱いた二人は共に協力して真相を解明しようとする。

私の説明では分かりにくい方は・・・夢幻花(むげんばな) (PHP文芸文庫)をどうぞ。


ちょっと複雑な構成。
いろんなストーリーが絡まりあっている。
梨乃のいとこ尚人の自殺。
梨乃の祖父周治が殺された。
尚人のあとに入ったバンドメンバーが蒼太の初恋の相手、伊庭孝美かもしれない?
50年前にマリリン・モンローが死んだことをきっかけに起こった殺人事件。

これらの出来事が最後にはまるでパズルがぴったりとはまるように全て繋がって行く。
途中では、なんかこじつけが多いな・・・なんて思ってしまうが、
読み終わった後にちょっと爽快感がある。


ネタバレ
秋山周治を殺したのは、孫の尚人の親友であり音楽仲間でもある大杉雅哉だった。
元々は、昔ミュージシャンとして名が知られていた工藤がやっているライブハウスに出入りしていた雅哉は、工藤からある植物の種をもらった。
これを飲めば、新しい感覚が出て良い作品ができるという。
で、それを試してみたら確かに今までにない感覚の作品ができるようになった。
尚人にも勧め、二人で傑作を作った。
それからしばらくしてその種が尽きてしまう。
尚人はおじいちゃん(秋山周治)は植物のエキスパートだから聞いてみようということになり、周治にその種を育ててもらうことになった。
が、二人は花を見てみたいから育ててと言っていたわりには種ばかり気にするのでおかしいと思った周治は、種の成分を調べたら幻覚作用があると発見。これは黄色い朝顔のタネで、夢幻花と言われ、江戸時代から栽培を禁止されている種類だった。
尚人の自殺は、その幻覚作用によって起こったことではないのか!?と雅哉を問い詰めた周治は警察に電話すると・・・。
そして雅哉は周治を殺害してしまう。
50年前の殺害事件も、尚人の自殺も全てこのタネの幻覚作用だった。


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ラベル:東野圭吾
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2018年12月06日

本「危険なビーナス」東野圭吾

ハワイの図書館で借りました。


ストーリーは、
動物病院の院長代理として働く手嶋伯郎には複雑な生い立ちがある。
子供の頃、父を脳腫瘍で亡くし、その後母は総合病院の御曹司矢神康治と再婚し、父違いの弟明人が生まれる。
二十歳になり実の父の姓、手嶋に戻り、矢神家とは疎遠になる。
ある時、疎遠になっている弟明人の嫁だと言う楓から連絡が来て、明人が置き手紙をして失踪してしまったと、伯郎に助けを求めて来た。
二人で明人の行方を捜すうちにいろんな真実が発覚していく。
そして、伯郎は、それを楓と一緒におっているうちに弟の嫁であるにも関わらず、どんどん楓に惹かれて行く・・・。

私の説明ではわかりにくいと言う方には・・・こちら危険なビーナスをどうぞ。


なんだか東野圭吾氏の作品・・・ほとんど箇条書きになってきているような気がするのは私だけでしょうか・・・?
とってもわかりやすいのですが、場面説明が淡々とある感じがしてしまいます。
なんとなく飽きて来たのか・・・?
場面がコロコロ変わるのもちょっと読みにくい・・・。笑。

楓の振る舞いがちょっとおかしいですよね。
頭がきれる。でも天然っぽく演じている。
ここでちょっとおかしいな・・・と思い始めます。
それにしても、弟の嫁にこんな恋心を抱いて、露骨に嫉妬とかしちゃうのかな・・・?
そういう感じがなんとなく雑に感じてしまったりします。


ネタバレ
伯郎の母はお風呂で溺死したと聞かされていたが、実は殺害されていた。
それを若い時から疑っていた明人は、真相を知ろうと失踪したふりをした楓(実は警察官)と組んで
母を殺したのは母の妹の旦那。
彼は数学者で、伯郎の実の父が残した絵が欲しくて家に忍び込んだが伯郎の母にみつかってしまい殺害してしまったと言う。
伯郎の義父は遺産を全て弟明人に譲ると言い残し死んでしまうが、死ぬ直前に犯人の数学者は、明人を拉致監禁するようにネットで呼びかけていた。
それにより警視庁サイバー犯罪対策部が明人を保護していたと言うわけ。
楓は警察官でした。
と言うことは、明人の嫁ではないので、伯郎にしてみれば、良い結果だったと言うこと。
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ラベル:東野圭吾
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2018年03月08日

本「人魚の眠る家」東野圭吾

ハワイの図書館で借りました。



最近、東野圭吾氏の作品がこんなにたくさん出ているとは知らずに、
なにげなく図書館に行ってみたら、まだ読んでいなかった作品が2-3冊ありました。
とりあえず今回は人魚の眠る家


ストーリーは、
これから小学校に入ろうかと言う瑞穂は、プールで水の事故に遭い、脳死状態に。
臓器移植に同意しかけた母親の薫子と父親の和昌だったが、最後の最後に瑞穂の手がぴくりと動いたのを感じ、臓器移植を急遽取りやめ、継続治療を選択。
和昌は、筋肉と脳をつなぐ機器を扱う会社の社長で、脳から直接関わらなくても手足が動かせる研究をしている星野に瑞穂の手足を動かせるように依頼する。
星野のおかげで、脳死状態のみずほの手足が動くように。
もちろん本人の意識はないまま、機械で動かされている状態。
小学校入学をした瑞穂は、特別支援学校の先生、新章房子に家に来てもらい授業を受けることに。
もちろん瑞穂の意識はないまま・・・。
そんな時、街中で海外で臓器移植をうけなければいけない子供を救う会に参加したのが、新章房子と言う学校の先生。


私の説明ではわかりにくいと言う方は、人魚の眠る家をどうぞ。


東野圭吾作品ですが、特にミステリーではない。
けれども、これはミステリーに匹敵する作品かもしれませんね。

自分の子供がいきなり「脳死状態」だと言われたら、あなたはどうしますか?
肌は温かく柔らかく、死んだ状態とは違うのをみて、この子は死んでいると確認できるのか?

脳が機能していないのに、機械を使って手足を動かし、その子に話しかける母親。
奇妙と言えば奇妙だけど、やはり生きていると感じたいのはわかるような気がする。

なんだかとっても悲しいわ。

犯人探しはないけれど、ネタバレ
心臓移植が必要な雪乃を救う会に協力していた新章房子は、なんと薫子だったとは。
それにもうひとつびっくりした事実が・・・
それは、瑞穂が溺れた原因が、薫子の妹の娘が原因だったとは・・・。
小さいながらにも瑞穂はきっと責任感が強かったんだなと思わせます。
いとこがなくした指輪を探して、そのせいで自分が溺れてしまうとは、なんとも悲しい話です。



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ラベル:東野圭吾
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