2017年11月09日

本「スウェーデン館の謎」有栖川有栖

なかなか読書が進まないですが、やっと読み終わったので記録として書いておきます。
この本はたしか・・・日本のブックオフで買って、積読本になっていたと思います。

ストーリーは、
猪苗代にあるスウェーデン館と呼ばれる屋敷に住んでいる童話作家の乙川リュウとスウェーデン人のヴェロニカの息子、流音が沼に落ちて死んだ。
それから3年半が過ぎ、その時にスウェーデン館に滞在していた画家の綱木淑美がスウェーデン館で殺害された。
そして、次の日、淑美の妹輝美も何者かに襲われる。
近くには迫水春彦が経営しているペンションもあり、ちょうどその時、推理作家の有栖川有栖も取材旅行に来ていた。
犯人は、スウェーデン館の住人か?客か?もしくはペンションにいた人か?

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有栖川有栖は一人で取材旅行に来ていたけれど、事件後、いつものように火村に助けを求め、火村も参加した。
小説の中はほんの3日間の出来事でした。
スウェーデン館の母屋と離れを行き来している足跡から、ここに住んでいる者の犯行ではないか?と思わされる。
そして、ペンションの息子、大地が事件に何か関与しているのではないか?とも思わされる。

話が進んでいくうちに、スウェーデン館に引っ越してくる前に淑美とリュウとの間に不倫関係があったことがわかる。
そこからだんだんとなるほど〜と言う感じに推理が進んでいく。

ネタバレ 犯人がわかってしまうので白字になっています。反転して読んでください。

淑美を殺したのはヴェロニカだった。
流音が沼で溺れた時、淑美は沼の側でなにやら物音を聞いていた。
でも、引き返すことはなく、そのまま帰ってしまったことをヴェロニカにうっかり言ってしまったので、ヴェロニカが怒って淑美を突き飛ばし、壁に頭を強打して淑美は死んでしまったらしい。
スウェーデン館のリビングルームでの出来事で、リュウはヴェロニカが淑美を殺してしまったのを知って、
ヴェロニカに淑美を離れに運ぶように工作を考えた。
輝美を襲ったのはヴェロニカの夫リュウ。
淑美を離れに運んだ工作がバレそうになり、焦って襲ったらしい。


有栖川有栖と火村助教授の推理や、有栖川有栖の独り言のようなナレーションが結構好き!
まだ読んでいないシリーズがあるので、全部読みたいわ!







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2017年08月24日

本「46番目の密室」有栖川有栖

最近、あんまり本を読んでいないのですが、久々に本のレビューを・・・。

ずいぶん昔に日本のbook offで購入して積読本になっていた本です。
舞台は軽井沢の推理小説家の家。
1995年の作品なので、京都から軽井沢まで行くには一度東京に出なければいけないとか、時代を感じますね。
今は良い時代になりました!
でも、有栖川氏の作品はサクサク読めるので結構好き!

ストーリーは、
10年前、編集者の船沢と取材旅行に出た推理小説かの真壁聖一は宿泊先のホテルで火事に遭い、消防士桧垣光男に助けられたが、光男は死亡。
残された妻、直美と7才の光司。のちに真壁は直美を秘書兼家政婦として招き入れたが、直美は交通事故で死亡。
その後、光司は真壁家で世話をしてもらっている。
例年行事で、クリスマスには真壁の家に推理小説家や編集者が招かれる。
楽しく過ごした夜、それぞれの部屋に帰った招待客の部屋にいたずらが施されていた・・・。
そしてその夜、暖炉の中に頭を突っ込んで焼かれていた死体が2体。
その一人は真壁聖一だった。



題名の46番目の密室は、真壁聖一が密室トリックを45まで書き、次は46番目で終了と言う。
そのトリックで殺されたのか??
と思いきや・・・。
石町が46番目の密室の原稿を盗んで読んだ。
すごい内容の46番目の密室トリックらしいが、それは明かされず、そのまま自首・・・。
とにかくすごいトリックだ〜!!と思わせているだけ。
どんなのか知りたい〜!!

ネタバレ (白字にしていますので、まで作品を読んでいない人は読まない方がよいかも・・・)
最初に消防士の息子と真壁の関係が書いてあったので、息子の犯行か?と思わせるミスリード・・・。
犯人は、推理作家の石町慶太。
密室トリックなどするつもりは毛頭なく。偶然にも部屋が密室になってしまっただけでした。
動機は、編集者の安永彩子との結婚が決まっていた石町。それを嫉妬する真鍋。
嫉妬?? 彩子に嫉妬したのではなく、石町に嫉妬していたそうで・・・。
そう、石町と真鍋は昔そういう関係だったそうな・・・。
それを隠そうとして真壁を殺害したそうです。
なんとも・・・な結末です。


アリスと火村の関係が好きなので、有栖川氏の作品は楽しく読めます。
また次も有栖川氏を読み始めました。









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2017年01月04日

本「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」内館牧子

ハワイの図書館で借りました。
初内館牧子氏作品ですが、内館牧子さんと言えば、テレビドラマの脚本家?位しか知識がなく、とりあえず題名も面白そうだし借りてみました。
面白い!!!!!!
めっちゃ面白かったです。
源氏物語なんて全然興味なかったんですが、すっごく興味が出てきて、他の本もハワイの図書館で借りられる物をリクエストしてしまいました。



ストーリーは、
2流大学を出て、59社の採用試験に落ちてフリーターになった伊藤雷(らい)は弟の水(すい)が京都大学の医学部に合格した日、1000年前の源氏物語の世界にトリップしてしまった。
(現代の)異様ないでたちから自分を陰陽師の雷鳴と名乗り、バイトでもらった源氏物語のあらすじを元に占いや予知をして、光源氏その他の人から稀に見る能力と崇められ、みんなに頼りにされていく。
自分の居場所をみつけた雷は、ここで生きていこうと決心する。

源氏物語には全然興味がなかったので、ちょっと人物の整理を・・・。
・桐壺帝---弘徽殿女御という正妻がありながら、更衣を一途に愛し、亡き後も泣き暮れる。正妻に戻るかと思ったら、次は藤壺へ。
・弘徽殿女御---源氏物語にはあまり登場しないけれど、この物語の主人公とも言える。桐壺帝の正妻だが、帝は愛人のところにばかり行き、全然相手にされていないにも関わらず、凛々しく生きている。
・桐壺更衣---したたかなのか?かわいいのか?頼りない女の代名詞のような女で桐壺帝に愛された。
・一宮---桐壺帝と弘徽殿女御の子供。後に皇太子となり、朱雀帝になる。
・二宮-光源氏---桐壺帝と更衣の子供。後に右大将となる。
・藤壺---先代天皇の娘。更衣の死後、桐壺帝に愛されるが、光源氏の子供(若宮)を産んで、ちゃっかり桐壺帝の子だと言って育てる。
・若宮---光源氏と藤壺の子。後に春宮となる。
・葵の上---光源氏の正妻
・夕霧---葵の上の子。
・紫の上---藤壺の姪。山中の庵に住んでいた9歳。源氏が引き取りたいと言ったが祖母が反対。のちに葵の上死後、正妻になる。

今の時代、コンビニやどこでも電気があったりと便利だ。
1000年前にはこんなことはなかった。
ない時代に生まれていれば、それはそれでいいだろうけれど、ある時代に生まれて、それがなくなったらやっぱり不便だろうなぁ〜。
私も日本からハワイに移住した時に、いろんなことで妥協したし、かなり我慢もした。
それだけでも生活に影響があるのだから、1000年前の何もない時代に行ったら、それはもう大変なことだろうなぁ〜。

それにしても、昔の言葉(1000年前ではなく、この話に使われている程度の昔の言葉)はなんとも優雅で響きがきれい。
それに比べ、現代の若い子の言葉は・・・。
でも、この小説に出てくるような言葉って、本当に若い子は使っているのか???ちょっと疑問に思いました。
ちょっと大げさ気味に言っているだけなのか?
でも、言葉は生き物なので、どんどんと変わっていく。
1000年前の言葉は私にはほとんど日本語ではない。笑!
でも、そのうち、若い子達が話している言葉も私にとっては日本語ではなくなってくるのかも・・・??


ネタバレ
26年後に現代に戻ってきた雷は、元の22歳。1000年前のみんなのことが気になって気になって・・・。
戻りたいけれど、戻れない。
大后や光源氏などのその後が気になり、図書館で源氏物語を調べ始めた。
現代訳よりも原文の方が読みやすいと図書館で原文をスラスラを読み始める。
その後、自分の人生をみつけ、尊敬する師がいる大学院で源氏物語を研究していきたいと。





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2016年11月30日

本「ヴィラ・マグノリアの殺人」若竹七海

約1ヶ月の日本滞在を終えて、ハワイに戻ってきました〜!
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ハワイのブックオフで購入しました。
初若竹七海氏作品です。
初めて読んだ印象としては・・・東川篤哉氏にちょっと似てる??
いらないことが多く、おふざけが多かったように思います。

ストーリーは、
海に臨むヴィラ・マグノリアの空き家で死体が発見された。
死亡推定時刻は台風がやってきた数日前。
ヴィラの住人は一癖も二癖もある人たちばかりなので、聞き込みに行った刑事も大変!
殺人とは関係ないことなのか?関係あることなのか?
とにかくいろんな話が飛び込んでくる。
そして、次の日にヴィラの住人、ファミレスで働く松村健の妻、朱美が殺されているのが発見される!
二つの事件はつながりがあるのか?それとも別の事件なのか??


とにかく登場人物が多く、最初のページに登場人物一覧があるので、それを見ながらでないと覚えられません!
途中、聞き込みがとにかく長く、読む気がなくなってきてしまいました・・・。
でも、最後で一気に解決!
それもちょっとしたあれ!?的などんでん返しもありました。

ネタバレ---大どんでん返しがあるので、まだ読んでいない人は読まないでくださいね。
3年前、三島芙由の旦那が失踪、牧野セリナの旦那が自殺、そして中国の密航船が座礁。
その3つの事件が絡んで、タイミングよくいろんなことが重なった結果の事件でした。

朱美を殺したのは旦那の健。
牧野セリナの旦那は、自殺したと見せかけ保険金搾取を企てていた。
が、セリナの旦那の死体が海から上がったと言う。その男は、旦那に背格好も同じでかなり痛んでいたらしい。思わず、セレナも元姑も「この人が旦那です」と言ってしまいました。
が、実は密航船に乗ってきた中国人だった。
のちに太って戻ってきた旦那はロバート・サワダと名乗り誰もセリナの旦那だとは気がつかない。
台風の日、その中国人の兄がセリナたちの前に現れ、セリナたちは恐喝されると思い彼を見張っていた。
そんな時、その彼は海岸で足を滑らせ転んで自分で頭を打ち、死んだと思われる。が、のちにセリナの元姑南小百合が殺していることが書かれています。これはとんだどんでん返しです!

登場人物も多く、話もかなり複雑です。
でも、おちゃらけ度が強いのでさらっと読めます。









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2016年10月05日

本「祈りの幕が下りる時」東野圭吾

ハワイの図書館で借りました。
加賀恭一郎シリーズです。
久しぶりの刑事加賀を堪能しました。
今回は、加賀のお母さんの話。いろんな謎が解けていきました。

ストーリーは、
仙台のスナック「セブン」のママ宮本康代は、知り合いから雇ってもらえないかと田島百合子を紹介された。
彼女を雇って16年後、彼女は自分のアパートで心不全で死亡していた。
彼女とつきあっていた男性、綿部俊一が、彼女の息子を調べて訃報を知らせる。息子は加賀恭一郎。
10年後、越川睦夫のアパートで押谷道子の死体が発見された。
そこから近くのホームレス小屋で焼かれた死体が発見された。
道子は、加賀も知っている女優であり脚本家の浅居博美と中学の同級生で、彼女に会いに行っていた。

ネタバレ
越川と綿部、横山は同一人物。
新小岩で焼死したのが小菅のアパートの住人越川。その正体はかつて加賀の母親と深い仲にあった綿部。
横山は、浅居博美の父親。
浅居の中学の教師であり卒業後つきあっていた苗村誠三を殺したのは浅居の父。
浅居の同級生で浅居の母を引き取りに来るように説得しに来た押谷道子を殺したのも浅居の父。
両方共、自分が自殺したはずなのに存在していることを知られてしまったために殺した。
浅居の父を殺したのは浅居。もう勘弁してくれと懇願する父の希望を聞いて絞殺し、身元がわからないように火をつけた。
浅居の母が悪い。お金を持って家を出て、残された物が苦労する。


最近思うんだけど、一生懸命コツコツと生きている人と、なんとなくいい加減に生きている人。
結構いい加減に生きている人の方がちゃんと生きていけているケースがあると思う。
真面目にコツコツ・・・なかなかみんなができることではないけれど、だからと言って幸せになれるとも限らない。
そこそこいい加減でも、ポイントだけしっかりしていれば、それが一番賢い生き方なのかなぁ〜とも思います。






ラベル:東野圭吾
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