2021年01月13日

映画「パラサイト 半地下の家族」

韓国の映画やドラマってあんまり観ないんだけど、
この「パラサイト」は、韓国映画では初めての?アカデミー賞を受賞したと言うことで
注目を浴びている作品でもあり、ちょっと興味がありました。

観る前までは、なんとなく
半地下に住む家族の貧しい暗い悲しい生活・・・と言うイメージがあったけれど、
難しい内容を批判的な感じではなくコミカルに描かれていた作品だと思いました。
面白かった!



ストーリーは、
一家で半地下の生活をしているギテク家族。(韓国人の名前って難しい・・・)
長男ギウの友人に、自分が留学している間、
お金持ちのパク家族の娘の家庭教師をやってほしいと言われたのがキッカケで、
妹、父、母とみんなを知らない人のように振舞ってそのお金持ちの家で仕事ができるように
仕向けていく。

ある日、お金持ちのパク家族の息子のバースディにキャンプに行くからと家を空けた時
ギテク家族は、その家でくつろいでいた。
そこに、以前家政婦だった(ギウの母を家政婦にするために追い出した)人が訪ねてきて、
ある衝撃なことを聞き、そこからもめごとに・・・。
そんな時、急に大雨だからキャンプは中止。今から家に帰る。
と奥様から連絡があり、大慌てで掃除をして、みんな隠れる。
なんとかその場はしのげたものの・・・。
それまでに感じていた何かを父は胸に込めているよう・・・。

YouTubeの予告


感想としては、
どの部分も退屈せず楽しめる!
笑いあり、サスペンスありで、考えさせられる部分も多い。

前の家政婦が家に来た時から映画の雰囲気が一転。
今までのほのぼのとした感じはなくなり、狂気へと・・・。
また、映像ではわからない匂いがポイントになっているのも
衝撃でした。

半地下の生活をしていても、まぁそれなりに家族一緒に楽しく暮らしているように見える。
でも、一度お金持ちの家族と関わり、
そこから本人達は意識していない差別的な態度に怒りを感じて行く。
何も言わないけれど、そこにポイントがあるんだと言うことがわかるのがおもしろい。

匂いと言う感覚的なものに対しての差別。
もちろんそれを伝えるのではなく、何気なくそんな態度を取ってしまっているパク家族。

この家族にとって、半地下に住んでいることはそれほどの事でもないのかも?
でも、それを嫌悪感のような態度を取られることが問題になっていくのではないか・・・?

これは常々思っていることだけど・・・
環境って大切だと思う。
同じ環境の中にいればわからないことでも、
一度外に出るとその違いをはっきりと感じさせられてしまう。
どんな世界にもあるのではないかな?
この映画では格差社会を描いていると言われているが、
そうではないような・・・。
いろんな視点から物事を見られる人、ひとつの考え方にとらわれない人
など、そういう視点で観ると良いと思う。
日本人によくある「普通は・・・」的な考え方だとちょっと理解し難いところもあるかも!?

アメリカにも半地下の家はあります。
ハワイではあまり見たことはないけれど、中西部ではどの家にもある。
一般的にはトルネードの避難場所として作られたものらしいですが、
日常では、プレイルームなどや洗濯機を置いたランドリールームなどに使っています。
NYなどの都市部では、間借りして半地下に住んでいる人も映画などで観たことあります。
陽が入ってくる窓が細長くあって、地上が自分の頭より上にある感じ。
洪水になったら水が入ってしまうけれど、
うちでは今のところ幸いにもそんな経験はないです。

以前ご紹介した近所の猫が遊びに来るYouTubeにもちょこっと出てきます。
その時の記事はこちら

ネタバレ-自分の記憶が薄れていくので、結末を書いています。まだ観ていない人は注意!-
家族揃ってお金持ちのパクさん宅で働くようになったのはいいのだが、
家庭教師、家政婦、運転手がみんな同じ家族だとは知らないパクの息子が
「みんな同じ匂いがする」と言い出す。
パク自身もそれを感じていて、ある日そのことを妻に話す。
もちろんギテクが聞いていないと思って。
それからは自分の匂いが気になるギテク。
パクの妻のショッピングに付き合っている時にオモムロに顔をしかめる妻に
自分の服の匂いを嗅いでみたり・・・。
パクの息子の華やかなバースディパーティで、
ギテクはインディアンの扮装をして息子にやっつけられると言う使命を与えられる。
いつもの感じの良いパクさんだが、
「今日は給料が出るんだから仕事だと思ってやってくれ」と言われ・・・。
そんな時、ひょんな事からわかった地下に住んでいた元家政婦の夫が
ナイフを持って地下から出て来て、ギテクの娘を刺し殺す。
そして、ギテクはパクを刺し殺す。
その後、ギテクの消息はわからないとニュースでは流れていたけれど、
実はその豪邸の地下にひっそりと住んでいた。
モールス信号で息子に手紙を送り、たまたまその家のそばに来ていた息子に伝わる。
息子は「いずれお金持ちになってこの家を買いに来る。
その時にはお父さん、地下から階段を上がって来るだけでいいから」と。
そのシーンが流れるが、それは空想のものだった。

最後は、なんとも無念な衝撃的な感じでした・・・。




ラベル:映画 韓国
posted by mahalobunny at 03:14| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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