2020年02月27日

本「沈黙のパレード」東野圭吾

この記事は、ネタバレも含まれています。
ネタバレ部分は白反転していますが、読みたくない方はスルーしてください。

ハワイの図書館で借りました。
この本は2018年出版なのに、既にハワイの図書館にあるとは!
さすがハワイ!!




ストーリーは、
定食屋「なみきや」の看板娘で歌手デビューまじかだった並木佐織が行方不明になり、3年後に静岡の住宅から焼死死体として発見された。
それも死後3年経っている。
容疑者の蓮沼寛一は、以前にも草薙刑事などに犯人として逮捕されたことがあり、黙秘権を使い無罪を勝ち取った男。
今回も同じように黙秘権を使って釈放されている。
その後、蓮沼は佐織の遺族の元を訪れ、あろうかことか「おまえらのせいで逮捕された」と・・・。
人気ものだった佐織と「なみきや」を思う人たちの中に蓮沼に対しての憎悪がどんどんと大きくなっていく。
そんな中、この街で大きなパレードが開かれる日にある計画が遂行されていく・・・。

二転三転とするラストが面白かった!
でも、なんとなくそんな感じもするかな〜と言うところもあったので、そこは驚きと言うほどではなかったかな?
ちょっとネタバレなので白反転
食堂「なみきや」で急にお腹の調子が悪くなった女性・・・ちょっとタイムリーすぎる。
新倉直紀の妻、留美の態度がちょっとおかしいなどなど・・・。

ガリレオシリーズの湯川助教授が教授になっていて、草薙が係長になっていた。
時の流れを感じます。
題名の「沈黙のパレード」まさに沈黙のパレードです。
みんな何も言わないことで事件がどんどん不可解な方向に向かって行く。
容疑者である蓮沼寛一をひどい人間、気持ちが悪い人と思わせる文章もさすがですね。
湯川の推理は、犯人を自首させるものでもなく、本人に選択肢を与えるもの。
こういうところ、湯川さん好きです。


ネタバレ(自分の覚えとして)
本橋優奈ちゃん殺人事件の犯人は蓮沼寛一だったようだけど、並木佐織殺人事件の犯人は、蓮沼のように見せかけておいて、実は、芸能プロデューサーの新倉直紀の妻留美だった。しかし・・・留美は佐織が彼氏の高垣智也の子供を妊娠して、歌手デビューをやめてお母さんになりたい!と言う思いを聞き、思わず佐織を突き飛ばし、殺害したと思っていただけ。
一旦はその場から逃げ出したものの現場に帰ってみたら佐織の死体がない??
頭を打った佐織は、気絶していただけで、その後、蓮沼が佐織を連れ去り、気絶していただけだと知った蓮沼が佐織を殺害したと言うオチがある。
蓮沼は、留美が佐織を殺害したと思い込んでいるので、脅迫しお金を要求していた。
また、蓮沼を殺害したのは、新倉直紀だが、元々の計画は並木佐織の父、佑太郎が考えたもの。
傷害致死で3年の刑か?と思われていたが、妻の蓮沼からの脅迫を知り、殺意があると供述を変更した。
こう言わなければ、蓮沼の佐織殺害を証明できないから。
なかなか複雑な内容でした。




ラベル: 東野圭吾
posted by mahalobunny at 12:05| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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