2016年07月24日

本「ユリゴコロ」沼田まほかる

ハワイの図書館で借りました。
沼田まほかる氏の作品を手に取ったのは2作品目です。
前作のはそれほど面白くなかったけれど、もう一冊位読んでみようかなぁ〜と思い手にしましたが・・・。
やっぱりあんまり好きではないかも??
ホラー?
イヤミス? (イヤなミステリーをイヤミスと言うらしい)
最後の方で、わりとちゃんとしたストーリーなのか?と持ち直したけれど、ちょっと気味が悪い感じです。
それに、思わせぶりがすごい。
この後何かある??とか、この先どうなる??と思わせておいて、実は何もないとか・・・。


ストーリーは、
亮介が家族に彼女の千絵を合わせてからいろんなことが起こった。
いきなり千絵が失踪し、父が膵臓癌だと診断され、母が交通事故でなくなった。
途方に暮れていた亮介だが、父を見舞いに実家に帰った時、押入からあるノートをみつけてしまった。
気になり読み始めたら・・・
そこには、ある女性の連続殺人記録が記されていた。

ネタバレ
亮介が4歳の時、退院して会った母親が自分の母親と違うという感覚は合っていた。
その母親は実は、実の母親の妹英実子だったのだ。
両親が、殺人鬼だった英実子の姉美紗子を殺し(あとで殺していないことがわかるが)、英実子が美紗子になりかわり、亮介の母親として生きて来た。
父の死が近づいて死んでいなかった美紗子が登場。その人は、亮介のお店で働いていた細谷さんだった。
父と旅行に行くと言って車で出て行った・・・。
この先が心配になったのは私だけではないと思います・・・。

殺人犯だと知っても自分の娘を殺そうとする母親、自分が殺人犯だからと自分の子供を殺そうと思う母親、娘の身が危険だとわかっていてもDV夫に娘の居場所を言ってしまう母親。
どもどーなんだろう?? こんな母親だったらイヤだな。


親子って本当に似ていると思う。
街を歩いていても「似てる〜!!」と思う親子をよくみかける。ちょっと不気味にも思ったこともあるくらい。笑。
自分でも、この歳になって親をみていて、自分はこの親から生まれてきた。この親の血を継いでいる。と思うことがよくある。
それは、自分の人生の節々に彼らの人生と重なるところがあるからだと思う。
もしも、自分の親がとんでもない罪を犯していたと知った時、どんな気持ちになるんだろう。
自分にもその血が流れている・・・と思わずにはいられないだろうなぁ。怖い。
そう。この小説は一言で言えば、すっごく怖かった!
描写が痛いところもたくさんあったし、心理的に怖かったところもたくさんあった。

ラベル:沼田まほかる
posted by mahalobunny at 00:00| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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