2014年01月20日

本「ロスジェネの逆襲」池井戸潤

倍返しだぁ〜‼で話題になったドラマ「半沢直樹」の続編と言う事で、気にはなっていた作品。

で、日本に帰った時に母が持っていたので読ませてもらいました。

ドラマのイメージが強いので、半沢直樹はやはり堺雅人のイメージで読んでいきました。

銀行証券部伊佐山とのやりとりで

「我々の稟議をゴミ扱いするのか💢」と激怒する伊佐山に

「ゴミ扱いしているのではありません。ゴミだと申し上げているのです」

には、笑ってしまいました😃


この作品は、最後どーなるのか?と言う推理小説の要素もあり、仕事は何か?と言うHow toの要素もあり、面白かったです。


ストーリーは、

2004年、東京中央銀行から出向で東京セントラル証券にいる半沢直樹の元にIT企業の電脳雑技集団がライバルの東京スパイラルを買収したいとの相談があった。

成功すれば巨額の手数料がはいる。

が、成功報酬制で請け負った物の、担当の三木が2週間電脳雑技集団社長、平山に連絡しなかった事を理由に契約を破棄されてしまった。

東京セントラル証券社長、岡からは方針を変えたから返事が遅くなった(諸田が社長にちくった!?)と無能呼ばわりされた半沢。

そこへ東京中央銀行の同期渡真利から銀行の証券部が平山の買収計画を請け負ったと聞いた。

その後、三木がなぜか銀行証券部に栄転となった。



初池井戸潤氏の作品だけど、主語がとても明確なのでわかりやすかった。

東京セントラル証券は、東京中央銀行の子会社なのに敵対するとは予想外の展開でした。

読み進めていくうちに、だんだんと太洋証券と電脳雑技集団の社長夫婦に嫌悪感が湧いて来て、半沢がんばれぇ〜って気持ちになる。

それに東京スパイラルの瀬名に感情移入し、応援したい気持ちにもなってくる。


引用

★ロスジェネ→ロストジェネレーション

「世の中全体が、バブル崩壊後の不景気にすっぽりと入り込んでしまい、出口を見いだそうともがき苦しんでいた十年間、1994年から2004年に亘る就職氷河期に世の中に出た若者達を某全国紙がロスト・ジェネレーションと命名したらしい。」

私はバブル世代まっただ中だったわぁ〜。


★世代論

「俺たちは新人類って呼ばれてた。そう呼んでいたのは団魂の世代の人。その団魂の世代がバブルを作って崩壊させた張本人かもしれない。いい学校を出ていい会社に入れば安泰だと言うのは、団魂の世代までの価値観。バブル世代に取って団魂の世代は敵役。君たち(ロスジェネ世代)がバブル世代を疎んじているように、俺たちは団魂の世代が鬱陶しい。

だけど、団魂世代の社員だからといって、全ての人間が信用出来ないかというと、そんな事はない。逆に就職氷河期の社員だからと言って、全て優秀といえば、それも違う。結局、世代論なんてのは根拠がないってことさ。上がわるいからと腹をたてたところで、惨めになるのは自分だけだ。」

同感❗


★「サラリーマンだけじゃない。全ての働く人は、自分を必要とされる場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。

会社の大小なんて関係がない。知名度も、俺たちが追求すべきは看板じゃなく、中味だ。」

まったくそのとおりですよね❗


↓ネタばれ↓

ドラマでも気になっていた半沢の人事。

証券会社に出向になった半沢だが、最終的には、東京中央銀行に反して損失を与えるかのように見え、電脳雑技集団の粉飾を暴き、実は銀行の窮地を救った。その結果、電脳雑技集団の裏を調査せず融資に積極的だった副頭取三笠や東京中央銀行証券部の伊佐山が電脳雑技集団へ出向させられた。

半沢は、銀行の危機を救ったと言う事で、東京中央銀行営業第二部次長として銀行に戻って来た。


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ラベル:池井戸潤
posted by mahalobunny at 00:00| Comment(2) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これ、妹が図書館から借りてきたものを、
2時間だけ借りて読みました。
なかなか面白かったですが、半分くらいしか読めてない(^_^;)
Posted by butaneko at 2014年01月21日 19:02
うんうん、ってつい読みふけっちゃいますよね。
3作目なんですが、これが一番面白かったっす。
私はバブルの終り期、でしたね。
でも享受してましたけど(;^^)
Posted by takoing at 2014年01月20日 22:11
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