せつなかあ〜って、九州弁になってしまいますが、この映画は全編九州弁なので、とっても温かい感じがする。
なんとも切ないストーリーですわ。

ストーリーは、
解体工場で働いている清水祐一は、出会い系で知り合った石橋佳乃と公園で待ち合わせをしていた。
が、約束の時間に遅れて来た佳乃は偶然にも以前ナンパされた増尾と祐一の前でばったり。
祐一との約束を蹴って増尾と車で去って行った。
祐一は出会い系で何人もの女性とメールのやりとりをしていた。
そのうちの一人光代から突然メールが・・・。
会う事になり、一気に二人は盛り上がり

が・・・そんな時、祐一から「人を殺した・・・」と告白される

最初から祐一が犯人と言う事がわかっているからそういう目で見ているけれど、読んでいるうちにもしかしたら犯人は違うのかも

と思わせるところもあり、とても読んでいてわくわくします。
本を読んでから映画を観たけれど、原作とほぼ同じ。おもしろかったけれど、やっぱり原作の方が良かったかなあ〜。
妻夫木君の演技もなかなか良かった。
でも・・・体つきは少年のようにガリガリなのにびっくり・・・。
本当の悪人は誰

と言いたくなる。
祐一は人を殺したけれど、本当の悪人なのか・・・?
人にバカにされた事が全ての始まり。
「バカにせんで」
「バカにされたと思った」
どんな人でも、やっぱり心ない態度をしちゃあいけないよね。
見た目はちょっと・・・なんて思っていても、みんなそれぞれに頑張って生きているんだからね。
それにしても、軽薄で弱虫のボンボン増尾にしても、佳乃にしても・・・まったく好感が持てないだけに、祐一と光代がかわいそう・・・。
祐一を思うおばあちゃんや佳乃を思う両親の気持ちが痛い程に伝わって来る。
罪を犯していないけれど、本当の悪人は彼らなんじゃないか?
原作では祐一の不器用でぶっきらぼうな男気がある所を、映画では影が薄いように表されていて、うまいなぁ〜と思いました。
主演は妻夫木君というよりは、深津絵里子って感じ。
「両方は被害者にはなれない」この言葉に祐一のやさしさが現れていたなぁ〜。
「今の世の中、大切な人がおらん人が多すぎる」まったくそのとおりだと思います。
まだ読んでいない人、是非読んでみてください。お勧めですよ。
人間として大切な事をたくさん学んだような気がします。
posted by mahalobunny at 00:00|
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